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泉鏡花めぐりin金沢

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金沢城付近の白鳥の道にある鏡花像。酉年生まれの鏡花は向かい干支である兎のグッズを蒐集していた。

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↑「縷紅新草」の舞台・仙晶寺のモデル。昔は石段から海まで見渡せたらしい。
図書カード:縷紅新草


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↑「義血侠血」天神橋。
図書カード:義血侠血

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↑梅の橋。

私は其時分は何にも知らないで居たけれども、母様と二人ぐらしは、この橋銭で立つて行つたので、一人前幾于宛取つて渡しました。
橋のあつたのは、市を少し離れた処で、堤防に松の木が並むで植はつて居て、橋の袂に榎の樹が一本、時雨榎とかいふのであつた。
此榎の下に箱のやうな、小さな、番小屋を建てゝ、其処に母様と二人で住んで居たので、橋は粗造な、宛然、間に合はせといつたやうな拵え方、杭の上へ板を渡して竹を欄干にしたばかりのもので、それでも五人や十人ぐらゐ一時に渡つたからツて、少し揺れはしやうけれど、折れて落つるやうな憂慮はないのであつた。

図書カード:化鳥

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↑右は泉鏡花記念館。正面は久保市乙剣宮。
作家別作品リスト:泉 鏡花

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↑乙剣宮の裏には主計町に通じる暗がり坂がある。

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↑主計町。